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野村周平が登場しているBEAMS HARAJUKUのビジュアル”FACE TO FACE”

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ビームス 原宿では"FACE TO FACE"と題したビジュアルを展開している。この企画では
着る人の顔が見える服を、顔が見える店から売りたい。
互いの顔が見える関係。原宿の街から、その住人たちへ。
FACE TO FACE

をコンセプトに、これまでに様々な人物がFACEを登場させている。
現在は野村周平が登場しており、コーディネートに合わせて様々なFACEを披露しており、これがまた彼らしいユニークな表現となっている。原宿のとんちゃん通りではこのビジュアルの看板が置かれているので見に行ってみて。

INFORMATION

BEAMS HARAJUKU

ビームス 原宿
東京都 渋谷区神宮前3-24-7
tel_03-3470-3947
https://www.beams.co.jp/special/harajuku/

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[FORESIGHT]KOMONO

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日々世の中に生まれるスグレモノたち。どうせなら自分と共振できるストーリーを持つ代物を身につけたい。
そんな時はEYESCREAMが厳選した本質貫く珠玉のアイテムを、ぜひ頼りに。

[FORESIGHT]KOMONO

ファッションステイトメントを主張する“Signature”シリーズ

2009年にラフ・マエスとアントン・ヤンセンスの二人のアーティストによって、ベルギー・アントワープでスタートしたアクセサリーブランド[コモノ]。2018年秋冬シーズンのウォッチラインのハイライトは満を持しての“Signature”コレクション。無駄を削ぎ落としたシルバーのソリッドなフォルムに、漆黒のフェイスと本革ベルトがハイエンドなステイタス性を感じさせる。全型ステンレススチールケース、ムーブメントはクォーツ仕様。

時計“SIGUNATURE COLLECTION”(上段左から)“Konrad Black Silver[KOM-W4201]”¥22,000、
“Harlow Black Silver[KOM-W4121]”¥17,000、“Lexi Black Silver[KOM-W2755]”¥10,800、
“Orson Subs Black Silver[KOM-W4155]”¥22,000、“Winston Subs Black Silver[KOM-W3006]”¥12,800、
(下段左から)“Lewis Black Silver[KOM-W4071]”¥17,000、“Konrad Retrograde Black Silver[KOM-W4202]”¥22,000、
“Walther Black Silver[KOM-W4035]”¥22,000、“Walther Retrograde Black Silver[KOM-W4036]”¥24,000、
“Magnus Ⅱ Black Silver[KOM-W1953]”¥12,800

コモノ 東京
tel_03-6455-4454

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限定シングルを発売する「JABBA DA FOOTBALL CLUB、全国を回る対バンツアーのゲストを発表!

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4人組HIPHOPグループ“JABBA DA FOOTBALL CLUB”が、明日10月24日(水)よりタワレコ限定で発売となるシングル『i&i』のリリースを記念して、開催する全国対バンツアー“ファイトクラブツアー2 ~絶対負けられない戦いがそこにある~”のゲストを発表した。

札幌公演に“the hatch”“The Cynical Store”、大阪公演に“さとうもか”“浪漫革命”、名古屋公演に“踊Foot Works”、仙台公演に“どついたるねん”、広島公演と福岡公演に“ドミコ”“DENIMS”が出演する。詳しいスケジュールは以下より。

“ファイトクラブツアー2 ~絶対負けられない戦いがそこにある~”

11/17(土)札幌 SOUND CRUE
OPEN/START : 18:00/18:30
w/ the hatch, The Cynical Store

11/24 (土)大阪 SOCORE FACTORY
OPEN/START : 17:00/17:30
w/ さとうもか, 浪漫革命

11/30(金)名古屋 UPSET
OPEN/START : 18:30/19:00
w/ 踊Foot Works

12/8(土)仙台 enn 3rd
OPEN/START : 17:30/18:00
w/ どついたるねん

12/16(日)広島 4.14
OPEN/START : 17:30/18:00
w/ ドミコ, DENIMS

12/17 (月)福岡 INSA
OPEN/START : 18:30/19:00
w/ ドミコ, DENIMS

12/19 (水)代官山 UNIT
OPEN/START : 18:00/19:00
w/ 後日発表

また12月19日の代官山UNIT公演のゲストは後日発表とのこと!チケット情報は、こちらより確認しよう。彼らの熱い熱い戦いは見逃せない。

INFORMATION

JABBA DA FOOTBALL CLUB
タワーレコード限定 Single 『i&i』
http://jbfc.jp/s/n63/?ima=0107

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JACK DANIEL’Sをメインスポンサーに迎えた複合型カルチャーイベント、 “HOUSE OF SEVEN”が渋谷ベルサールにて開催!

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MUSIC、ART、FASHION、HOT ROD、BARBERなど日本のクリエイターたちによる、アメリカのトラディショナルな世界観をベースとしたカルチャーイベント“HOUSE OF SEVEN”が11月4日(日)にベルサール渋谷ガーデンにて開催する。

時代の流れやトレンドが目まぐるしく移りゆく現代だからこそ、様々な分野でヴィンテージプロダクツやいつの時代も変わらないトラディショナルなカルチャーが見直されている。そんな中、HOUSE OF SEVENはオールドアメリカの不変的な世界観をベースとしたライフスタイルを、日本のストリートカルチャーの中心地・渋谷より発信。
創業当初からの生産拠点や製法を守り続け100年以上の歴史を誇るJACK DANIEL’Sのコンセプトを軸に、オールドアメリカンカルチャーをリスペクトする日本のアパレルブランドや写真家、アーティスト、ミュージシャンが一堂に集結し、濃いひとときを過ごせる一日だ。気になる出演・出店は以下をチェック。

HOUSE OF SEVEN

[MUSIC]
ハカイハヤブサ/LINK 13/浅草ジンタ/Soul Crap etc…

[FASHION]
Vans/Alpha Industries/Challenger/Deus Ex Machina/Trophy Clothing/Radiall/Cutrate/Captains Helm/Dog State/O.C Crew/The H.W. Dog&Co./BLACK SIGN/BEAT.F.P.G/Attractions REC./The Softmachine/Locals Only/

[ART]
Fusty works/鶴仙園/Knuckle/Yoshiki Suzuki/Peanuts&Co./ACME Furniture/Cherry chill will/North no name/Pacifica Collective/RVCA/

[FOOD]
Deus Ex Machina/AS CLASSICS DINER/ ラーメン惠本将裕/麺散/ etc…

[BARBER]
Schorem/Fabio Marques/Sofie/Julius Cvesar/Morales Willy/Matty Conrad/Diego/Whitney Vermeer/Hideki Kakinouchi/ Masahiro Kawakami/Tomoya Nishimori/ etc…

[GROOMING BRAND]
Mizutani Scissors/WAHL/Ludlow Blunt NY/SUAVECITO/BROSH/UPPER CUT DELUXE/REUZEL/Layrite/Proraso/TAKARA BELMONT/etc…

[HOTROD]
VALLEY AUTO/Fly Wheels Magazine

日本屈指のヴィンテージカー・モーターサイクルの展示やアーティストの作品展・ライブペイント、世界中から招致したバーバーによるショーケース、アパレルブランドの物販ブース、人気バンドのライブステージなど、近い世界観を持つ異なるジャンルのコンテンツが日本のストリートシーンに浸透する要素を結びつけ、様々な角度から楽しめるエンターテイメントはぜひとも体感してほしいところ。

男のロマンとでも言えよう活力に満ちたカルチャーを吸収しに、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

INFORMATION

“HOUSE OF SEVEN”

11月4日(日) 12:00会場 22時閉場
チケット:前売り4000円 当日4500円

ベルサール渋谷ガーデン
東京都渋谷区南平台町16-17 住友不動産渋谷ガーデンタワーB1

https://houseofseven.jp/

【主催/問い合わせ先】
株式会社ファイヤーワークス 
TEL : 03-6455-0319
mail : info@houseofseven.jp

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現在愛知県にて、“わざわざ行きたいPOP UP”が出現中!「BLANKMAG EXHIBITION」

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EYESCREAMの誌面でもこの度連載がスタートした「BLANKMAG」が現在、ストリートカルチャーにフォーカスしディレクションした注目のPOP UP“BLANKMAG EXHIBITION”を愛知県の「analog / tool」にて開催中だ。

3年前、移転前の「analog / tool」にて企画展を開催しキャリアがスタート。その後様々なアーティストの展示、アーティストとの協業によるZINEやウエアの制作、TOXGOでの台湾ストリートカルチャーを紹介するポップアップなど、独自のネットワークと嗅覚を頼りに多岐にわたる活動をしてきた匿名レーベル「BLANKMAG」

ニューヨークのフォトグラファーGrace Ahlbomとの協業によるコレクションは、Supreme New York 、Dover Street Market Londonにもストックされるなど活動範囲は海外にも広がっているが、今回は「わざわざ行きたいお店」としてメディアにも取り上げられている愛知県のSHOP「analog / tool」での開催となっている。
前回のPOP UPで大好評だったスケートボードデッキの展示に加え、ストリートカルチャーを凝縮したような“資料室”が同ショップ内に出現。なんと、EYESCREAM9月号の別冊ZINE“台灣巡廻”も並んでいる!

普段じゃ絶対に巡り会えないような、かなりレアなアイテムばかり。ストリートカルチャー好きならば終始ニヤつきがおさまらないだろう…。
これはもう手を合わせ一礼をしてから“資料”を拝見したいレベル。さぁ、愛知へ急げ!

INFORMATION

BLANKMAG EXHIBITION

2018.10.19 - 10.31
11:00 - 20:00 (火曜定休)

analog / tool
愛知県豊川市新桜町通1-3-2
Tel :0533-56-2818
http://www.analog-tool.com

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[INSIGHT]PATERSON

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日々世の中に生まれるスグレモノたち。どうせなら自分と共振できるストーリーを持つ代物を身につけたい。
そんな時はEYESCREAMが厳選した本質貫く珠玉のアイテムを、ぜひ頼りに。

[INSIGHT]PATERSON

¥12,000

ニュージャージー州出身のデザイナーが、[パターソン]という町の名前を冠してスタートさせたNYのストリートブランド。90’s調なラガーシャツは、ブランドのキーカラーピンクが映えるスキーウェアテイストがツボ。

INFORMATION

ジャーナル スタンダード レリューム 表参道店
tel_03-6438-0401

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Awesome Boy 2018AW〜2019SS コレクションルックをチェック

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原宿の裏路地にあるAwesome Boy。ヴィンテージ古着からオリジナルアイテムもあり、90's感もあれば、スポーティなアイテムも数多く。現代的なアナデジタルな雰囲気もあり。ここに置かれているものは東京やUS、韓国のストリートの気分を体現していると感じる。
そんなAwesome Boyから2018AW〜2019SS コレクションルックが到着。

バックパッカーのような雰囲気で描かれたビジュアル。この空間の空気感というのは海外へ旅したことがある人間なら1度は体験したことがあるはず。そのノスタルジックな旅情を感じたのなら、お店に足を運んでいただきたい。きっと楽しい出会いがあるはずだから。

INFORMATION

Awesome Boy

http://www.store-awesomeboy.com/
tel_03-6447-0810
東京都渋谷区神宮前4丁目26−28 ヘームル 原宿

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[WWW PEOPLE]ひと肌恋しくアンノウン・モータル・オーケストラ

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今日は、なに着てライブにいこうか。日曜だし夕方から軽く飲んでから向かうとして、となると全体はラフにまとめながらも足元はマーチンで、が落ち着きそう。で、まずはどこ飲みいこうか。とか考えるところから楽しい。音楽好きが集まる渋谷のライブハウスWWW / WWW X / WWWβを舞台にした月イチスナップ連載、第16回:アンノウン・モータル・オーケストラ編です。

オープニングアクトはTempalay。「日本で一番、彼らを敬愛していると言っていい」とMCしていたのも頷ける、その音色の作り方、間合い、抜き差しとキラめき。アンノウン・モータル・オーケストラへとバトンタッチするために、フロアを“いい塩梅”に仕上げていく。

アンノウン・モータル・オーケストラは、一曲目からフロントマンのルーバン・ニールソンがフロアへと降りてくるや後方まで向かい、一気に全体を巻き込んでいく。そこからは独壇場。身体に、酔いそのものに、ちょうどフィットする音色が満ちていく。ラフに自然体に音楽を鳴らしていて、でもしっかりカッコもつける。オルタナティブとサイケデリックを行き来しながら爆音で、グッドメロディーが乗っかって、それらが全身へと隈なく浸透していく、そしてひと肌恋しくなる、いちゃつきたくなる。それって音楽として最高じゃないか。アンコールは長めに、最後はハッピーに着地する日曜の夜。

MONTHLY QUESTIONS

Q1. 年齢 
Q2. 職業 
Q3. 今日のコーディネートのイチオシアイテム 
Q4. 最近、映画館で観た映画は?

東郷清丸 : @kiyomarization

Q1. 27歳 Q2. ミュージシャン Q3. 論寒ロンT Q4. 「カメラを止めるな!」

堀江ともみ

Q1. 24歳 Q2. 会社員 Q3. フォーアイドで買ったシャツ Q4. 劇場版「フリクリオルタナ/プログレ」

渡辺

Q1. 28歳 Q2. 会社員 Q3. 古着 Q4. 「アトミック・ブロンド」(2回目)


L→R

田村悠二

Q1. 23歳 Q2. 会社員 Q3. アーバン・アウトフィッターズで買ったスウェット Q4. 「きみの鳥はうたえる」

南崎貴之

Q1. 25歳 Q2. 会社員 Q3. KENZOのジャケット Q4. 「沈黙 -サイレンス-」

[WWW PEOPLE]
1. PUNPEE、OMSBらが出演した『Diagonal』
2. SCLLの音色、美しく過ぎ去る時間
3. 先鋭化する真夏の夜のミステリアス
4. LEARNERSでスウィング!
5. ポスト・ダブステップのその先へ。マウント・キンビーが切り開く
6. マイルド・ハイ・クラブとネバヤン、色気と浮遊のはざまで
7. RAU DEFワンマン。PUNPEEやSKY-HIらも駆けつけた夜
8. シャムキャッツにトクマル、韓国からSilica GelとParasol。アジアのインディが交わる夜
9. バレアリックなハウスミュージックで遊ぶユースたち
10. ロード・エコーのメロウな音色&腰にクるベースラインに酔いしれる
11. オルタナティブの熱波。上海と東京のクラブが交錯する
12. odol、STEPHENSMITH、TENDREが揃った「NEWWW」の第15回
13. VIDEOTAPEMUSICが案内する、エキゾでアーバンな初夏の夜
14. D.A.N. presents TIMELESS、2018年・東京の音楽
15. 夏の終わり、田我流が描いた「人生の見せる美しきワンシーン

THIS MONTH'S EVENT

『Unknown Mortal Orchestra』
2018/9/23(Sun) at WWW X

LIVE:Unknown Mortal Orchestra / Tempalay

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THE NORTH FACE × BEAMS MOUNTAIN FESTIVAL 2018 フォトレポート 〜都市と街を繋ぐ新たな形〜

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アウトドアをどう楽しむか。都市での生活を切り離すことのできない我々にとって、自然は新たなレクリエーションの場であり、そこにはありとあらゆる楽しさが満ちている。
ギアやウェアを作るだけではなく、アウトドアカルチャーを実際に体現しているTHE NORTH FACEと外遊びカルチャーを表現するスローガン「HAPPY OUTSIDE BEAMS」を推進しているBEAMSが初めてコラボレーションし開催したアウトドアフェス、MOUNTAIN FESTIVAL。去る8月25、26日の2日間に亘り、長野県は野沢温泉村のスタカ湖キャンプ場で開催された本イベントでは、今、人々から求められているであろうアウトドアカルチャーの在り方が提示されていた。アウトドアギアやウェアとは本来、大自然の中で着用してこそ活躍するものである、そんな両者の熱い思いを実際に体験してもらうべく、アクティビティとしてクライミング体験やヨガ、スタンドアップパドル、トレイルランニングにマウンテンバイク体験などが行われ、夜はBBQが振る舞われた。それだけに終わることなく、Yogee New Wavesがエクスクルーシヴなライブを行い、参加者を特別で幻想的な時間へ誘う、MAYU KITAHATAのDJで湖畔が静かに揺れた。キャンプとは言っても、経験の浅い人間でも存分に楽しめるように、入念な準備もされていた。そこには計算されつくしたホスピタリティやTHE NORTH FACEとBEAMSがそれぞれのフィールドで培ってきたアウトドアへの価値観、哲学、アイデアも沢山詰まっていた。

太陽が出れば草木の息吹が感じられ、土の香りにノスタルジーを感じさせる。霧が一帯を包みこんだかと思えば、満天の星空に月が浮かぶ、まるでここが日本であることを忘れてしまうような別世界になる。時には雷雨にも遭遇し、自然の驚異を体感する。そこで行われていたことのすべてが夢のようだった。都市を現実とするのであれば、この2日間、スタカ湖に広がった空間は桃源郷そのもの。それは、このような光景であった。

いかがでしたか? アウトドアの楽しみ方は常に進化している。忙しくて山へ行く時間が作れないという人も多いだろうが、時間とは作るもの。その価値があるのだということが、この写真を介して伝えることができれば幸いだ。

INFORMATION

THE NORTH FACE × BEAMS MOUNTAIN FESTIVAL

http://www.beams.co.jp/special/mountainfestival2018/index.html

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タイラー・ザ・クリエイターが手がけるGolf WangとSUICOKEのコラボが実現!10月25日よりリリース

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OFWGKTA(Odd Future)のリーダーであり、ストリートシーンのアイコンとして絶大な人気を誇るTyler,The Creator(タイラー・ザ・クリエイター)が主宰するGolf Wang(ゴルフ・ワン)。この度、フットウェアブランドSUICOKE(スイコック)と初となるコラボコレクションを10月25日(木)より発売する。

SUICOKEのスライダー型サンダルKAW-CABをベースにした1型/2色のエクスクルーシブなモデルがこちら。

¥19,000+tax

¥19,000+tax

心地良い肌触りのクッション入りアッパーや、超軽量で摩擦による劣化に強いSUICOKEオリジナルソールを搭載。側面には“GOLF”のロゴプリントも。

Dover Street Market Ginza、Beams原宿、Suicokeウェブストアでの取り扱いに加え、10月27日(土)からは、Golf Wang直営店及びウェブストアでも販売される予定とのこと。売り切れ必至のため、この2回のチャンスを逃すべからず。

INFORMATION

Golf Wang×SUICOKE

10月25日(木)発売
Dover Street Market Ginza:
https://ginza.doverstreetmarket.com/
Beams原宿:
https://www.beams.co.jp/shop/h/
Suicoke:
https://suicoke.stores.jp/
Golf Wang:
https://www.golfwang.com/

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reportage:KP TOKYO一色に染まった スケーターズナイトの一部始終

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おそらくKP TOKYOほど、夜の東京をハングアウトし続けるスケートクルーはいない。他のミレニアル世代のスケーターたちとは一線を画し、言語や世代、ジャンルを超えたプロップスを集める彼らの活動には、常にストリートでの注目が集中する。しかしその一方で、クルーを構成するメンバーやクルーとしての背景について多くは語られてこなかった。そんな謎多き集団である彼らが、ついに本格始動するという。それは、つまりどういうことなのか。その真相を確かめるためにも、9月21日に開催されたKP TOKYOによる、初となるアパレルプロダクトのエキシビジョンとそのアフターパーティ、そして昨年から彼らが主催するODD FRIDAYという名のスケーターズイベントへ潜入することに成功。いずれの催しもワンデイオンリーで行われた、熱狂的な一夜を写真家・相澤有紀による写真とともにレポートしていく。

16:00 @ Sankeys PENTHOUSE

今年原宿エリアに誕生した、グローバルとローカルを繋ぐ "GLOCAL EXCHANGE" をコンセプトに新たなカルチャーやコミュニティーが生まれるミュージック・バーラウンジSankeys PENTHOUSE。そんな話題となるスポットで開催されたKP TOKYO初のアパレルプロダクトのエキシビジョン。完全招待制でありながら、当日は感度の高いセレクトショップのバイヤー陣や一部メディア関係者、古今東西のスケーターたちが押し寄せるなど、その注目度の高さが伺えた。


モノトーンの大判プリントで製作されたブランドルックとオリジナルのステッカー。こちらは当日来場者に配布用として用意されていたもの。


ブランド初のリリースとなったニットキャップ(ブラック、オレンジ)とキャップ、加えてスケーターにとっては欠かせないピンズもナイフデザインで登場。
ニットキャップ 各5,000円、キャップ5,400円、ピンズ1,600円

こちらはホワイトとブラックのカラバリで用意された、ダーティなグラフィックが施されたロングスリーブTシャツと、同プリントのパーカがグレー、ブラックでラインナップ。さらにはライトなボリューム感のトラックジャケットも製作。いずれもブランドらしいデザインがプリントされたアイコニックな仕上がりに。いずれのアイテムも全て11月中旬に発売予定となる。
ロングスリーブTシャツ 各6,400円、パーカ各11,800円、スウィングジャケット13,800円


またアフターパーティでの最大の見せ場となったのは、大阪出身の気鋭タトゥーアーティストであるSARASAによるライブペイント。Christian SRSというブランドのデザイナーでもある彼女をフックアップしたKP TOKYOとの今後の化学変化が楽しみでならない。

21:00 @ Sankeys PENTHOUSE

日中に行われたエキシビジョン後、そのまま同会場にて開催されたアフターパーティ。オープンと同時にSankeys PENTHOUSEの10Fフロアは、KP TOKYOファミリーを中心にスケーターやDJ、ラッパー、グラフィティライターなどストリートの住人たちを中心とした多くの来場者によって埋め尽くされ、フライデーナイトの幕開けを予感させる盛り上がりに。そしてインターナショナルなコミュニティによって結成される彼らのイベントの大きな特徴として、さながら海外のクラブに迷い込んだかのような様々な国籍の若者たちで溢れ返った空間だったということも特記しておきたい。




KP TOKYOの主要メンバーであるユウシ。彼はクルーで手掛けるプロダクトやビジュアル作りのデザインやグラフィックを中心にクリエィティブな活動を支える存在。もちろん生粋のスケーターだ。

23:00 @ Sankeys PENTHOUSE

KP TOKYOの中心的メンバーであり、ライダーを担うスケーターの3名。写真左からツヨシ、JP、ショーン。彼らのようにメンバー全員が二カ国以上の言語を操るため、会場内では常に様々な言語が飛び交っている。そして普段はなかなか揃うことのないKP TOKYOの面々が一堂に会するのもこうしたイベントならでは。この時点で会場は満員御礼。テラスや通路にまで人が溢れ返る状況に。普段はラグジュアリーなSankeys PENTHOUSEが、混沌とした東京の夜を体現するかのような空間へと変貌していく。

24:00 @ SALOON

KP TOKYOの夜はここから始まる。プロダクトのお披露目と、それを祝したローンチパーティは、夜の子供でもある彼らにとっては序章。夜な夜な次のハングアウトスポットを求めるスケーターたちが次に向かった場所は、代官山SALOON。ここでは、不定期ながら金曜日の夜に開催され、東京スケーターにとって最も熱いイベントとも評されるODD FRIDAYが催される。原宿からの移動もなんのその、熱気はそのままにグッドパーティの終わりはまだ見えそうにない。



会場内のドリンクバー付近ではKP TOKYOと所縁の深いペイントアーティストのm.j.k.{aReK}がライブペイントを実施。モデルとしても活動し、自身もスケーターでありながら、東京を中心に全国規模で個展を開く彼のクリエイションが垣間見える絶好の機会となった。


さらにかつては東京を拠点にしていたスケーター兼ビートメイカーのTORAも参戦。現在は地元茨城で、古民家を改装したギャラリー兼ショップLooptownを運営する。その横にはKP TOKYOのブレインともなるスケーター兼フィルマーのアーロンの姿も。

今回のライムテーブルにはビートライブを行ったTORAの他に、OG、TAKA、KARINGAなどのスケートカルチャーと縁のあるODD FRIDAYのレギュラーとも言えるDJ陣が数多くラインナップ。


26:00 @ SALOON

さらに今回のODD FRIDAYでメインDJを務めたのが、こちらのDJ HARUKA KATAGATA。様々なブランドのパーティやクラブイベントでオーディエンスをロックする彼もまたKP TOKYOと親交の深いスケーターのひとりである。彼が所属するHOLE AND HOLLANDからは他にもYO.ANが出演するなど、スペシャルな一夜に相応しい面子が出揃った。






27:00 @ SALOON

そしてスケーターズイベントに欠かせないのが、映像作品の上映会。これまでに主催陣であるKP TOKYOをはじめ、数々のブランドがそれぞれの渾身のフッテージや初披露となる映像作品を上映してきたが、この日は東京を代表するBMXショップのW-BASEが発表した最新作のフッテージやKP TOKYOの最年長である上野氏が手掛けた最新の東京ストリートスケートビデオUGLY WEAPON、さらには若手フィルマーであるBuggyeが撮りためた東京のユーススケーターたちの映像作品BUGGYE VACATIONなどを次々に上映。会場はこの夜1番の盛り上がりを見せた。アルコールとグッドミュージックとともに没入していく週末のSALOON。一歩外に出れば明るみを帯び始めた東京から逃れるように、KP TOKYOはまた次の暗がりを求めていく。


[video width="712" height="480" mp4="https://eyescream.jp/wp-content/uploads/2018/10/KP-Party-Low.mp4"][/video]

INFORMATION

KP TOKYO

混沌とした夜の東京を舞台に暗躍する次代のスケートクルー。クソガキプロジェクト。
https://www.kptokyo.com/

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Need Supply Co.で“LEMAIRE”の18AW collection POP UPが開催中

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流行よりもスタイルを求める人へ、ベーシックで上質なコレクションを提案するLEMAIRE
Need Supply Co.では、現在好評を期し18AW CollectionのPOP UPを開催している。

今回のPOP UP には、LEMAIREを代表するアイテムのひとつ、KAFTAN COATをはじめWRAP OVER COATTWISTED PANTSなどメンズ、ウィメンズ共に幅広いラインナップと、今冬発売予定のLEMAIRE×SANDERSのシューズを先行にていち早くみることができる嬉しい展示も。

他では見られないNeed Supply Co.ならではのセレクションをショップで体験できる機会にぜひ。こちら会期は今週末11月4日(日)までとなっているのでスケジュールを調整しつつ、足を運んでみてはいかがだろうか。

INFORMATION

LEMAIRE 18AW collection POP UP

Need Supply Co.
~11/4(日)

Need Supply Co.東京店
東京都渋谷区松濤1-26-21 Ridge松濤 2F
TEL:03-5738-2136
10/31(水)は定休日

Need Supply Co.熊本店
熊本県熊本市中央区上通1-1
TEL:096-354-1175
10/30(火)は定休日
http://shop.needsupply.jp/

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Berlin Fluid View#01 mobilegirl & TOXE / ベルリンのカラフルなニューフェイスたち

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観光産業化したベルリンテクノシーン。毎週末のクレイジーなパーティーや盛大なフェスティバルを目指し、多くの外国人が訪れる。一方、その地下では多様な人種/ジェンダー/セクシュアリティが混じり合うカラフルなクィアシーンが息づいている。そういったベルリンのカルチャーシーンで活躍するクィアピープルたちにフォーカスし、ベルリンのアンダーグラウンドで起こっている新しいムーブメントを紹介する「Berlin Fluid View」
以下、ベルリン在住のマルチメディアアーティスト、ink Agopがナビゲートする形で進む。

#01は、パーティーでよく見かけて、ジェンダーレスな態度とセクシーなダンスがずっと気になっていたmobilegirl。北米ツアー、アジアツアーが続く多忙な彼女をようやくつかまえ、彼女が住むベルリンの新しいヒップエリアNeukölln(ノイケルン)で会った。「友達も連れてきて!」と頼んでいたら、スウェーデン出身のTOXEと肩を組んで現れた。

—ベルリンに住んでどれくらい?

mobilegirl:私はここに来て3年になる。

TOXE:私はもうすぐ2年くらいかな。

—ここで何してるの?

TOXE:私は音楽を作ってライブをしたり。

mobilegirl:私も同じ。ここに引っ越してきたときはウェブデベロッパーとして仕事していたけど、今は音楽に集中してる。音楽で生活出来るのって素晴らしいと思う! ベルリンは物価が安いからそれが可能だしね。

Mobilegirl Boiler Room Berlin DJ Set

—どこの出身? あなたのファミリールーツを教えてもらえる?

mobilegirl:私はミュンヘン(ドイツの南都市)で生まれてそこで育った。私の両親は中華系ベトナム人で、ベトナム戦争の後にドイツに来た。彼らは別々にドイツに来てここで出会ったんだよ。

TOXE:私はヨーテボリというスウェーデンの街から。中心から遠く離れた小さな工業都市でとてもリラックスしたところだけど、10代にとってはすごくフラストレーションが溜まる街。ベルリンに引っ越して来たことはすごく大きな変化だよ!

—どうやって出会ったの?

mobilegirl:音楽つながりだよね? 私は音楽をはじめる前はビジュアルを作っていたんだけど、彼女は音楽を作りはじめた頃で、彼女のためにビジュアルを作ったんだ。どうやって知り合ったんだっけ? ソーシャルメディアであなたがメッセージくれたんだったっけ?

TOXE:私がミュンヘン出身のプロデューサーMechatokにオンラインで連絡したのがきっかけかな。私はヨーテボリ、彼はミュンヘンに居たんだけど、私たちはオンラインですごく仲良い友達になって、彼経由でmobilegirlとオンラインでつながった。「Hey, are you mobilegirl?」ってね(笑)。リアルで初めて会ったのは、2015年にMechatokとmobilegirlがストックホルムのクラブでプレイしたとき。でも私はプレイ出来なかったの、まだ17歳だったから。

—スウェーデンのクラブは18歳から?

TOXE:たいていは18歳から、でもたまに21歳とか22歳からのところとかもあってすごい厳しいんだよ。そのときはなんとか入れたんだけど、ボディーガードが腕組んで私の後ろに立っていて、アルコール飲まないように見張ってるんだ! すんごい変な感じだったね。

—ベルリンに引っ越してきたきっかけは?

TOXE:インターネットフレンドのほとんどがベルリンに住んでいたから。ここに引っ越してくるのはすごく自然な流れだった。

mobilegirl:ミュンヘンはいかにも“ドイツ”って感じの、政治的にも経済的にも保守的でお金持ちの街で。私はトルコ移民や労働階級が住むエリアで育ったんだけど、教育を受けて中流階級の社会に行くとそこはまったくの白人の世界で奇妙な感じだった。私がベルリンに引っ越してきた一番の理由は、やっぱり音楽。インターネットで出会ったDJのほとんどがベルリンに住んでいたし、ここではクールなパーティーが常にある。だから、自然とここに住む流れになった。

TOXE:地方に住んでいると年に1回のフェスティバルに来るようなビッグアーティストたちが、ここでは毎週末プレイしているから、「ああ、ここの世界に入らなきゃ!」って感じたね。

—第一世代の移民とあなた(mobilegirl)みたいな第二世代の移民との間の、アイデンティティの違いって何だと思う?

mobilegirl:第二世代の私たちは常に2つのアイデンティティのあいだにいる。両親は移民としてすごく苦労してきたから「あなたはベトナム人なんだから学校でも常に良い子でいなさい。他の子より上手くやりなさい。みんなに敬意を持って接しなさい」って厳しく言われてきた。でも10代になってパーティーとか行くようになったら、自分が着たい服を着て自分のスタイルを自分で選択したいって思うようになった。すごく時間がかかったけど、18歳のときに「私はベトナム人じゃない、ドイツで育ったドイツ人だ」と思うようになった。でもここではドイツ人には見えないし、ベトナムに行っても言葉が喋れないから「外国のベトナム人」だし、私はどこにも所属してないという感覚がある。国や文化に帰属している感覚が無いから実験的な音楽を作るようになった。

—TOXEが活動しているコミュニティについて教えてくれる? さっきオンラインコミュニティの話してたよね?

TOXE:うん、私は早い時期からオンラインで活動を初めた。私の世界はコンピューターの中にあって、13歳くらいから常にオンラインの世界に居て、音楽ベースのサークルで世界中の人とつながるようになった。それはとても広い世界だけどすごいスピードでつながっていった。オンラインで出会ったほとんどの人が今はベルリンに住んでいる。

—具体的には何を使ってるの? SoundCloud?

mobilegirl:うん、私はSoundCloudでたくさんの人と出会った。

TOXE:SoundCloudは使っていたけど、今ゆっくりフェードアウトしていってる感じ。

—へ〜、じゃあ次は何が来てるの?

TOXE:う〜ん、、、今はunder constructionって感じかな?

mobilegirl:でも、私はインターネットで出会った人はそんなに多くないかな。友達が誰かをリアルで紹介してくれてつながっていった方が多いね。

TOXE:ベルリンは小さな街にすごい人が集まっているから、ランダムに出会っていくよね。

mobilegirl:ベルリンは「村」だもんね。ちょっと隔離された特別な場所って感じ。

TOXE:そうそう、「村」だよね。

—将来、住んでみたい街はある?

mobilegirl:私はNYに住んでみたい。NYの街のエネルギーが好き。資本主義的なエネルギーがあって、みんなすごくハードに仕事していて、でも簡単には打ち解けないヨソヨソしい感じもあって、いろんな面があるけど強烈なエネルギーに毎回インスパイアされる。何もかもがすごく高いから、取り敢えず数ヶ月住んでみたい。

TOXE:私はもうちょっとここに住んでいたいかな。それかどこかNYみたいな大都市。

—自分の音楽スタイルに影響を受けたものは? mobilegirlはベルリンテクノからそんなに影響を受けてないって言ってたよね。

mobilegirl:そうだね、子供の頃は10歳年上のいとこがR&Bやヒップホップを聴いていて、彼女から影響を受けたかな。だから大きくなったらヒップホップクラブに遊びに行くようになった。音楽って、仲間意識というか社会活動でしょ。テクノやハウスのパーティーにも探検しに行ったけど、ドイツ人ばかりで自分がアウトサイダーって感じがして居心地が悪かった。ヒップホップクラブには、いろんな移民背景の人種の人がいて、多様性があってカラフルだったからよく遊んでいた。その後、インターネットでSoundCloudとかでいろんな音楽を聴くようになって、もっと自分の好きな音楽を探求していったって感じかな。

TOXE:私はSoundCloudやYouTubeで音楽を聴いてきたから、お店みたいに「ハウス」とか「テクノ」とかジャンル分けされないじゃん。インターネットでランダムに音楽を聴いて気に入った曲をプレイリストに入れて聴いていたから、ジャンルってあんまり意識しなかったかな。すべてがごちゃ混ぜになっちゃってる感じ。

TOXE Boiler Room Berlin Studio DJ Set

mobilegirl:私のつくるほとんどの音楽はビデオゲームにすごく影響を受けてる。

—どんなゲームしてたの?

mobilegirl:一番好きだったのは「Zelda」。Zeldaの音楽にはすごく影響を受けた。みんな知ってるし、すごく特別なゲームだよね。今日着てるTシャツもZelda(笑)。今ハマってるのは「二ノ国」。日本のだよね? でも実は音楽はあんまり好きじゃないんだ(笑)。たまに音をオフにしてプレイしている。スタジオジブリのじゃない? たぶん。

TOXE:私は「SSX」っていうスノーボードゲームをすごくやってた。サウンドトラックもクリエイティブで大好き。後は「Tony Hawk」のスケートボードゲームもよくやっていた。

mobilegirl:Nintendo 64 の「Wipeout 64」も。未来的なレーシングゲームでサウンドトラックも大好き! 音はアシッドテクノって感じ。

TOXE:レーシングゲーム大好き〜!

—ビデオゲームの音楽をつくってみたい?

mobilegirl:それが私の夢! つくってみたい!

TOXE:私もやりたい!

mobilegirl:魅力的だよね〜。ゲーム音楽って複雑に色々な要素を含んでいる。ストーリーを伝えるテクニックが必要だし、映画的なんだけどドラマティックになる必要はないし、でも失敗や挫折したときの辛いムードを伝えるのも重要。ときには内容をストレートに伝えたり、すごく気分的な雰囲気(moody atmosphere)になるから、もうビデオゲーム音楽って大好き。壮大な企画だよね、ビデオゲーム制作って。ビデオゲームの音楽制作の話あったら、私たちに連絡して!

(mobilegirlは2018/11/24 @ WWW Xに来日が決まっている。TOXEはちょうど10月に来日したばかりだ)

mobilegirl

ベルリンを拠点に活動するミュンヘン出身の音楽プロデューサー、DJ。2000年代初頭のR&Bやヒップホップ、ポップミュージックなど、多様なジャンルを融合した彼女の珍しいDJスタイルは“コラージュ”と呼ばれている。2017年にリリースされたデビューEP「Poise」は、デザインやコンピューターサイエンス、ビデオゲームから強く影響を受けたmoody atmosphereなサウンドを作り出した。
SoundCloud https://soundcloud.com/mobilegirl
https://www.disk-agency.de/artist-booking/artists/mobilegirl/

TOXE

ベルリンを拠点に活動するスウェーデン出身の音楽プロデューサー、DJ。革新的なドラムパターンと切ない恋心のようなメロディを作り出す彼女のサウンドは、胃が痛くなるような変態スタイルと呼ばれ、Noisey、FADER、Dazedなどでも注目されている。2018年、〈PAN〉レーベルからBlinks EPをリリース。2018年10月からはじまる初のアジアツアーでも彼女の変態サウンドを披露している。
SoundCloud https://soundcloud.com/to-xe
https://www.disk-agency.de/artist-booking/artists/toxe/

photography and interview _ink Agop

ベルリンを拠点に活動するビジュアルアーティスト。写真、映像、インスタレーションなどマルチメディアを使いビジュアル表現を行う。最近はバクテリアを使った発酵バイオアートを展開。またベルリンのアートスペースTROPEZや音楽イベント「3hd Festival」のドキュメンテーションなどを通してベルリンのカルチャーシーンに関わっている。
http://inkagop.com/
instagram @inkagop

この記事( Berlin Fluid View
#01 mobilegirl & TOXE / ベルリンのカラフルなニューフェイスたち
)は、
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RAY-BAN STUDIOSプロジェクト第二弾が始動!Nina Kravizとのコラボモデルがオフィシャルサイト限定でリリース

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Ray-Ban(レイバン)は、ブランドと一番親和性の高いアート表現である「音楽」を中心としたキャンペーン「Ray-Ban Studios」の第二弾として、世界で最も活躍しているDJの一人、Nina Kraviz(ニーナ・クラヴィッツ)とのコラボレーションモデルを発表した。

まずは、そのヴィジュアルをご覧いただこう。

第一弾のThe Martinez Brothers(マルティネス・ブラザーズ)とのコラボに続く今回は、レイバンが60年代に発表したフェミニンなキャットアイシルエットのモデルをチョイス。彼女の美しく芸術的な感性を反映させた「Nina(ニーナ)」が2カラー限定でローンチした。両カラーともに、レイバンのHPにて限定販売中だ。

Nina x Orange Safari(ニーナ×オレンジ)

¥23,000+tax

Nina x Eye Green(ニーナ×グリーン)

¥23,000+tax

なお、本キャンペーンの始動にあわせて現在ムービーも公開中。彼女と音楽との関係性が語られているこちらも、あわせてチェックしていただきたい。

INFORMATION

Ray-Ban
問い合わせ:ミラリ ジャパン 
tel_03-3514-2950
公式HP:
https://www.ray-ban.com/japan
Instagram:
https://www.instagram.com/rayban/?hl=ja

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Pretty SickっていうNYのバンドがいるんだけどカッコよくて。で、その初MVお披露目パーティが明日、中目黒で開催されるんです

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常日頃、バンドのシーンには注意しているのだが、「あージャケがカッコいいし、なんでこの人たち、このロックを今、NYでやっているんだろうな」というバンドがいるので紹介したい。
Pretty Sick
というNY発3人組バンド。いわゆるネオガレージやグランジーな流れを踏襲しつつも、昨今の宅録ローファイな雰囲気を織り交ぜつつ、どこか70'sパンクの危うさも内包していて、ちょっとエレクトロニカな風合いが今っぽい。ーという、何のことかわからない説明になってしまったが、まぁ、つまり、新しくてカッコいいな、と思ったわけです。聴いた方が早いと思うので、ハイ。2017年リリースのセルフタイトル作をどうぞ。

ジャケットもカッコいいですよね。フラワーチャイルド的な? いや、考えすぎでしょうか。描いたのはNYベースのタトゥーアーティスト、Will Sheldon

そんなPretty Sick。現在はメンバーチェンジを行なっており、ベース兼ボーカルを担当するモデルのSabrina Fuentesを筆頭にONYXコレクティブのドラマーAustin WilliamsonVirginsのギターWade Oatesから成り立つという、注目のメンバー構成なのだ。上記の作品は旧メンバーで制作されたものなので誤解なきよう。

今回、ボーカルのSabrinaが来日していることを記念して、現在のメンバーで初めてリリースしたシングル“Dumb”のMV試写会が急遽、中目黒Berryで開催されることが決定。一部、画像がSabrinaのインスタグラムにあがっているが、、、

ビデオはRichard Kernが監督していることもあり、きっとハードコアで洒落ているのだと思う。

“Dumb”
Sabrina Fuentes
Shot by richardkernstudio
Hosted by Manon Macasaet
Dawn Lombardi

是非見に行っていただきたい〜!

INFORMATION

Pretty Sick "DUMB" Video release party TOKYO

10月30日(火)20:00〜22:00
中目黒Berry
東京都上目黒1-3-9 Fujiya Building 3F

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VISIONS :高岩遼 INTERVIEW from EYESCREAM No.167

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本誌にも度々登場し圧倒的な存在感を示し続けてきたエンターテイナー、高岩遼がついにソロデビューする。SANABAGUN.、THE THROTTLE、SWINGERZで、その才能を発揮してきた男が、歩んできた10年間を振り返り、高岩純度120%で表現したフルアルバム『10』。ここに至った思考の変遷を問う。EYESCREAM No.168連載VISIONS掲載インタビューの一部抜粋。

スターになるという思いは誰にも負けないけど
そういうプロセスを歩まなかったことの面白さ
それがオレのオリジンだと思ってるんで。

ーちょうど今日、アルバム『10』のマスタリングが終了し音源が完成したと聞きましたが、どのくらいの制作期間でしたか?
高岩遼(以下、高岩):数えてみたら468日でしたね。こんなに長い期間で1つの作品を作るのは初めてでしたよ。

ーどんな468日間でした?

高岩遼(以下、高岩):クリスチャン・ラッセンのジグソーパズル、あるじゃないですか?

ーイルカとかクジラのヤツですね?

高岩遼(以下、高岩):ええ。あれの数十万円コースの巨大パズルを『これ、イルカのどこかな?』って言いながら、みんなで構築していくような作業でしたよ。スタッフ、エンジニア、オレが所属するSANABAGUN.、THE THROTTLEのメンバー、家族、共演してくれた人、いろんな人が一緒に模索しながらピースを合わせていく、そんな468日間でした。まさしく集大成。始まりではあるんですけど1つのピリオドですね。この10年間を振り返るに足る質量と重みのある制作期間でした。

ーソロアルバム『10』のプロジェクトはどのようにスタートしたんですか?

高岩遼(以下、高岩):2017年の春先、BATICA(恵比寿のクラブ)でジャズライブをしていたんですが、そこに今作のディレクターが遊びに来てくれて『ジャズのアルバムを出しませんか?』って話をもらって。そのときから、やるならビッグバンドでしかないと決めていました。そうやって動き出したアルバム『10』。プロジェクトスタートの時点から、プロデューサーはTokyo RecordingsのYaffleと決まっていました。

ーYaffleさんとは前から繋がりが?

高岩遼(以下、高岩):いえ、今作の制作にあたってディレクターに紹介してもらったんですよ。彼は今まで自分が接してこなかった人種の人間で、それがすごく魅力だったんです。出会った瞬間に何かしらの化学反応が起きるんじゃないか、という期待感が生まれましたね。とんでもない劇薬ができるんじゃないかってね。

ーSANABAGUN.、THE THROTTLEの2バンドをフロントマンとして牽引してきた高岩遼さんが、ソロ作のプロデュースを誰かに託すという行為が意外でした。

高岩遼(以下、高岩):むしろセルフプロデュースでやろうという気はまったくなかったですね。高岩遼がソロ作で往年のジャズをやったとしても、それはオレのジャズ愛の枠を超えないわけで。それってミュージシャン側のエゴでしかないじゃないですか。バンドでは自分の主張を通させてもらっていたんですけど、そのスタイルのまま高岩遼ソロをやると、ポップスになれないと思ったんです。芸がないな、というか。

ー当たり前過ぎて面白味がないと?

高岩遼(以下、高岩):そうですね。もちろん根底にジャズ愛があるわけですけど、オレが表現することは歴史に残っていかなくてはいけないんですよ。オリジンな存在でなければいけない。『10』の内容が意外だ、もっとジャズらしい音楽だと思っていたって言ってくれる人もいるけど、オレが見ているのは、そのさらに上の高みなわけで。今作は、この時代に日本で生まれ育ったオレのストーリーであり、高岩遼のジャズ・フロントラインなんです。

ーそして、そこにはジャズへのリスペクトがある。『10』には高岩遼さんが敬愛するフランク・シナトラのカヴァーも収録されています。

高岩遼(以下、高岩):はい。ただ、アメリカの音楽であるジャズをやるということは絶対的にハンディキャップがあることですからね。言語も異なれば、育ってきた環境や気候も違う。これはオレの言語ではない、といった葛藤があって。今現状、28歳のオレ自身の音楽だとは言えないですよね。これから年を重ねて経験を積んでいかないと踏ん切りがつかないですよ。フランク・シナトラに関しては、あの存在の規模感へ憧れが強くあります。なんせ20世紀を代表するスターなので。彼の音楽も、もちろんすべて大好きですけどね。技巧だけの問題じゃなく届いてくるものがすごい。何十年も前に録音された声を聴いて今でも泣けるっていうのはすごいことじゃないですか。その歌の強さ、スタイルに憧れがあってカヴァーしました。

ーそもそもソロで作品を作りたい、というのは何時頃から考えていたんですか?

高岩遼(以下、高岩):22、3歳の頃からだと思います。オレが東京で初めてバンドを組んだのがRyo Takaiwa With His Big Bandという名前だったんですよ。仲間を集めて踠きながらやっていたんですけどね。ちなみに、そのバンドにいたメンツが時を超えて何人か『10』に参加してくれています。当時、自分を売り込むためのデモを作ったりしていて、そのときにジャズボーカリストとしての高岩遼のアルバムを作ろうかな、どうしようかな、と悩んでいた気がしますね。そして、ジャズじゃダメなんじゃないか? という思考に至るんです。

続きはEYESCREAM No.167本誌にて。

高岩遼のソロアルバム『10』をまだ聴いたことがない人はコチラからチェック!

https://youtu.be/JS71kTTlatQ
高岩 遼 - ROMANTIC

そして、ソロアルバム『10』のリリースパーティーが12月12日にSHIBUYA CLUB QUATTROでビッグバンド形式で開催されるのだとか。チケット一般発売がスタートしているので、合わせて チェックを。

12/12(水)渋谷CLUB QUATTRO
全自由¥4,000(D代別)
ぴあ/ローソン/e+にてチケット発売中

チケットぴあ
ローソンチケット
eplus

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別次元をも想起させる玉山拓郎が作り上げる非日常空間。個展「Dirty Palace」が開催

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NIKE AIR MAX 270やZUCCAの30周年企画などでも作品提供を行っているアーティスト、玉山拓郎による個展「Dirty Palace」が、11月10日から西麻布CALM&PUNK Galleryにて開催される。

これまで東京、愛知などを中心に数々の展覧会を行ってきた玉山拓郎。鮮やかに彩られた壁や照明、椅子、キャビネットなどの日常的な事物の数々によって、構成的かつ夢想的な色調のコンポジションを展示空間に作り出すインスタレーションとして発表されている。

同展では、近年作家が作り続けている映像作品をも空間の一部と化してしまう程の、非日常的な空間が立ち上がり、それらすべてが1つの作品として発表される。また、会期後には同展を写真とグラフィックで追体験できる書籍の制作も予定されているとのことだ。

INFORMATION

玉山拓郎「Dirty Palace」

2018年11月10(土) - 11月27日(火)12:00 – 19:00(11/26・27は14:00 - 21:00)
※休廊:日、月曜 / 最終週は日・月オープン

CALM & PUNK GALLERY
東京都港区西麻布1-15-15 浅井ビル1F
入場無料

・レセプション
2018年11月9日(金) 19:00 – 22:00

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とんだ林蘭個展「REGULAR SIZE」開催。等身大の生活や感情を照らし出す新作を展示

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EYESCREAM WEBにおいてマンガ「蟻の心拍数」も連載するアーティスト・とんだ林蘭による新作個展「REGULAR SIZE(レギュラーサイズ)」が、中目黒VOILLDで11月3日から開催される。

コラージュ、イラスト、ペインティング、立体、映像など、さまざまな手法で作品を創作し続けている、とんだ林蘭。メディアや発表の場所にとらわれず、独自の関心、興味から生まれる実験的な挑戦を続けており、ミュージシャンやファッションブランドへの作品提供をはじめ、広告やCMのアートディレクションも手がけるなど、現在も精力的に活躍の場を広げている。

「レギュラーサイズ」と題された今回の個展では、等身大の、女性ならではの生活や感情に焦点を当て制作。花のペインティングのシリーズや、日常を彩るファッションアイテムをデフォルメしたドローイングシリーズ、生理用品などのアイテムをモチーフにした立体作品、約30点を中心に展開。会場では、未公開となる映像作品の上映も実施。展示に合わせて制作されたオリジナルグッズの限定販売も予定されている。

INFORMATION

TONDABAYASHI RAN EXHIBITION‘REGULAR SIZE’

2018年11月3日(土) - 11月25日(日)
開廊:14:00〜19:00(土日は12:00〜18:00) ※月・火休廊
入場料:無料

OPENING RECEPTION:11月2日(金) 18:00〜21:00
AFTER PARTY:11月2日(金) 「Whisper」at 下北沢BASEMENT BAR
OPEN&START 24:00
ADV 2,500yen/1DRINK DOOR 3,000yen/1DRINK
司会:SEX平島
LIVE:Teen Runnings / ドリアン・ロロブリジーダ / uri gagarn / Y.I.M.
DJ:kawabe moto(ミツメ) / 月亭大貴 / TOMMY(BOY)
FOOD:まさしのおでん
チケット予約:http://toos.co.jp/basementbar/mail/

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[ZINEspiration]Vol.15 オートモアイ

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クリエイティブに携わる人々に、お気に入りのZINEをレコメンドしてもらう連載シリーズ『ZINEspiration』。今回ZINEを紹介してくれたのは、謎めいた光景の中に佇む、記号化された顔のない人々を描く、アーティストのオートモアイ。Supremeに作品が起用されたことでも注目を集めたオートモアイが心惹かれるZINEとは。

子供の頃から美術好きの父に美術館へ連れられ、絵を描いていたものの、当時は楽しいとも思わず「やらされているだけ」だったと話す、オートモアイ。そんなオートモアイが絵を描き始めたのは、ある日突然のことだった。

「これといったきっかけはなく、本当に突然描き始めて、それからはずっと描いています。説明が難しいけど、そういうものが『ある』から描いているという感覚です。だから描いている最中は、自分が何を描いているかについて、あまり意識していなくて。色や配置も含めて、あらかじめ全部決まっているものを、次々に描いている感じ。白い紙が目の前にあって、その後はパッと記憶喪失になって、気がついたらできあがっている、みたいな」

現実の境目から、この世ならざる場所を垣間見てしまったようなビジョンが描かれているオートモアイの作品だが、その中に存在する人物たちにはきまって顔がない。そのことについて、オートモアイ自身はこのように考えている。

「いくつか理由はあるんですけど、全員が均質で同じ世界のイメージがあって、あくまでその世界を表現するための記号として描いているから、顔を描く必要がないと思っていて。誰か特定の個人を描きたいわけじゃないんです。『女性を描いている』と言われるけど、なんなら女性とも限らないかもしれないですよね。唇だけは最低限、顔だと認識するためのモチーフとして描いています。風景画の中で描かれる人物は、遠い距離にいる人ほど、顔が省略されてなくなっていきますが、それを近くの人物として描くと、唇以外のパーツがないことに違和感を覚えるのかもしれません」

思いがけず絵を描き始めてから4年が経ち、今年はSupremeの2018AWへの作品提供という大きな話題もあったものの、少々騒がしくなっているであろう周囲の反応は淡々と受け止めつつも意に介さず、「自分のやるべきことは変わらない」と語る。そんなオートモアイの今後の目標は。

「とにかく、もっともっと絵を描きたい。基本的にこじんまりした作品が多いので、大きい作品を描きたいですね。きっと絵の見え方が変わってくると思うので、単純に自分でも見てみたい。あとはもう少し頭の中を整理して、コンセプトを言語化して作品を作っていきたいなと思っています」

【オートモアイがレコメンドするZINE5冊】

VOGOS
『VOGOS ZINE』

「VOGOSは友達の友達にあたるハードコアバンドです。GEZANのマヒトさんが、ミュージシャンが作ったZINEの展示販売をする『にんじん展』というイベントを2015年にやったんですけど、これはVOGOSがそのイベントに合わせて初めて作ったZINEで。彼らはそもそもZINEなんて知らないから、作り方もすごくて、印刷も両面コピーじゃなくて、片面コピーを糊で貼り合わせてあるし、製本もガムテープで止めてある。このページ数なのに、すごく安く売ってたから、多分完全に赤字だったでしょうね。しかも内容は超スカスカ(笑)。VOGOSはこれ以降、ZINEを作り始めたんですけど、その後のZINEはだんだん綺麗にまとまっていく。この初期衝動な感じは、やっぱり作ろうと思って作れないなと思います」

池野詩織(IG:@ikenoshiori))× NAZE(IG:@naze.1989)てるてるZINE社

「NEWoManのイベントで購入したZINEです。カメラマンの池野詩織ちゃんと、アーティストのNAZEさんが〈てるてるZINE社〉という名前で参加していたんですけど、2人の作品のコピーがたくさん置いてある中から、自分が好きなものをバイキングみたいに選んで、その場で2人がZINEにしてくれるというもので。キャンディーが挟まっていたりするんですけど、NAZEさんって拾ったゴミで作品を作ったりしているので、これも拾ったものなのかな? って考えると怖いなあと……(笑)。その場で作るっていう発想がいいですよね。2人とも感覚的に作ることができるタイプだから、即興感が出ていて」

KTYL(IG:@marrket
『THREE KINGS』

「すごくセンスがよくて、『この人誰なんだろう』って久しぶりに興奮して買ったZINEです。KTYLさんは、去年ANAGRAで開催された『DAILY TOWN』というイベントに参加されていて。YOUNG LIZARDやMOON ESCAPEなど、いくつかのバンドをやっている方みたいです。ドローイングと写真のZINEで、絵がすごくいいんですけど、たくさん展示をやっているわけでもなさそうで、もっと作品を見ることができる機会があったらいいなと思っています」

Joe Roberts(IG:@lsdworldpeace
『Going underground』

「3年前くらいのTOKYO ART BOOK FAIRで、ひと目見てやばいなと思って買いました。この人なんなんだろうと思って、すぐに調べたんですけど、当時は情報がほとんど出ていなくて。『サンフランシスコ在住で音楽とスケボーが好き』というくらいのプロフィールしかわからなかったんですけど、その後、Supremeとコラボしていたのでびっくりしました。彼の作品は、イケてるのかダサいのか、すごくきわきわなところにめちゃくちゃ惹かれますね。スケーター系の絵描きの人って、もうちょっと小綺麗にまとまった絵を描く人が多いけど、彼は若干ヒッピー感があって。気が遠くなるというか、世界観の設定が意味不明なんですよね。ちょっと幻覚的な感じもあるし、不安定で壊れそうな絵を描くなと。絵があまりうまくないんだけど、なぜか説得力があるんです」

Zak David(IG:@zzzanarchism), Jeffro Halladay(IG:@jeffro73), Peter Paquin(IG:@petes_a_party), Nick Atkins(IG:@electromagnetic_studios
『ROID CYCLE』

「先日、展示のために来日していたSupremeのデザイナー3人と会ったんですけど、自分の作品集を渡したら、代わりにこのZINEをくれたんです。こういう風にステッカーが付いていたり、ZINEの表紙とお揃いの袋に入ってたりするものって好きで。Supremeみたいに大きなブランドのデザイナーでも、こうやってDIYな感覚で物を作っているのがいいなと思いました。このZINEを作っているメンバーのニックの作品が好きで、以前からInstagram上でフォローしあっていたんですけど、そのときは彼が何者かなんて全く知らなくて。ニックの提案がきっかけで作品を起用されたことがこのときにわかって、嬉しかったですね」

INFORMATION

http://auto-moai.tumblr.com/
Instagram : @auto_moai

[ZINEspiration]
・Vol.01 ヒロ杉山
・Vol.02 Colliu
・Vol.03 酒井いぶき
・Vol.04 安野谷昌穂
・SUMIRE meets TOKYO ART BOOK FAIR
・Vol.05 小磯竜也
・Vol.06 face
・Vol.07 丸目龍介
・Vol.08 篠宮由香利
・Vol.09 吉本綱彦
・Vol.10 山ちゃん(どついたるねん)
Vol.11 歌代ニーナ
Vol.12 TOWN BOY(君)
Vol.13 ユンボム
Vol.14 沖真秀

この記事( [ZINEspiration]Vol.15 オートモアイ )は、
EYESCREAM( EYESCREAM )で配信されています。

FOCUS : Tempalayミニアルバム『なんて素晴らしき世界』リリースインタビューfrom EYESCREAM NO.168

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いよいよ国内を超えてアメリカ、アジアにも活躍の場を広げているバンド、TempalayAAAMYYYの正式加入後初となるミニアルバム『なんて素晴らしき世界』が9月26日にリリースされた。EYESCREAM10月号では、本作についてのインタビューを決行。まるで異空間に迷い込んだようなスペイシーなトラック群とあわせて、EYESCREAM.jpでもその模様をお届け。

“ループする世界の中で生きることを表現したら面白いんじゃないか、と思って”

ーアルバム『from JAPAN 2』から約1年ぶりの新作『なんて素晴らしき世界』が発表されました。まず、タイトルが印象的ですね。

小原綾斗(以下、綾斗)「正式にAAAMYYYがメンバーとして加入して新体制になってから初の作品になるので、テーマやメッセージ性など伝わりやすい形で見せたい気持ちがあったんです。2曲目の「素晴らしき世界」という楽曲の歌詞でも表現しているんですけど、例えば渋谷の金曜土曜の明け方なんて、シラフで歩いていると怖いじゃないですか、人が倒れたり騒いだりしていて。誰もがいかれている。自分も酔っていたりトリップしている状態であれば、それが普通に映るわけで、どっちが正しいかわからない。そんな風にヒリヒリした日常が続いていて、見方によってはすごくエキサイティングな街が東京だと思うんですけど、個人的にも、この環境に馴染めるようになってきたんですよ。ワクワクするけど怖い側面もある。その両極端が外側から見るとすごく美しい、それがタイトルに当てはまったんです。同時に、ここで地に足つけてやっていかなくちゃいけない、という自分の思いも込めているんです」

小原綾斗 (Gt&Vo)

ー『なんて素晴らしき世界』には、一貫したコンセプトが表現されていると思うのですが、そのテーマは何ですか?

綾斗「始まりから終わり、といった時間軸を1つの作品に落とし込んだイメージです。具体的には生き死にであったり、地球上で繰り返し起こってきた事象であったり、食事をして消化するといった繋がりがある一連の物事に関することですね。オレたちは、その時間軸における並行世界で生きているわけじゃないですか。例えば、向かいのビルにも生活している人がいて、オレとまったく関わることのない生活があるっていう。それって考えてみれば不思議だし、逆に巡り巡って、その人と関わる瞬間があったりすることには尊さを感じるし。それを個の作品に落とし込んだら面白いんじゃないかな、という感覚でした」

ー何かが始まって終わっていく、というのは歌詞やタイトルでも表現されていますね。

綾斗「そうですね。1曲目の「誕生」から始まり、最後の「カンガルーも考えている」は、何もかも壊れていくという楽曲で、全てが終わってからまた1曲目に戻るという。ずっとループしている世界の中で生きていることを1個のストーリーとして描いたんです」

藤本夏樹 (Dr)

ーメンバー同士では、どのように作品の世界観を共有して制作に臨んだんですか?

綾斗「曲のイメージは画像などで伝えていきました。例えば「カンガルーも考えている」は恐竜が絶滅するときのような、隕石が地球に降ってきている画像で」

AAAMYYY「そんな風に画像で曲のイメージを綾斗が提示してくれたのは初めてだったんですよ。言葉以外の何かで“ここはこういう感じ”って説明してくれたのがすごくわかりやすくて、そこから自分の思う世界観を音で表現するという流れでした。歌詞はレコーディング当日までわからないので、歌入れまでドキドキしながらレックの日を迎えて。イメージの答え合わせをするような気分で今作を作っていきました」

藤本夏樹「画像で共有されたものに関しては、もうそのまま理解するしかないですからね。自分なりに勝手に解釈していきました。作品制作前にコンセプトをじっくり聞いたわけではないけれど、綾斗が考えていることに寄り添って作っていけたと思います」

ーAAAMYYYさんがTempalayに正式加入してから初の作品ですが、制作の仕方が変わった部分はありましたか?

AAAMYYY「いえ、変わった部分はないですね。これまでも綾斗からイメージを聞いて、それを具体的な音にしていくという作業だったので、制作面では『なんて素晴らしき世界』に関しては今まで通りだと思います」

綾斗「メンバーとして加入、とは言っても周りから見れば“今までそうじゃなかったの?”ってくらいのものだと思うんですよね。それぐらいAAAMYYYがTempalayにいることは自然なことだと思います。メンバー加入後に最初にリリースしたのは今作にも収録されている「SONIC WAVE」なんですが、このMVでは、あえてAAAMYYYが主役になるような映像にしました。それも周りの人に対してわかりやすく伝えたい気持ちがあったので、AAAMYYYにフィーチャーしたんです」

AAAMYYY (Cho&Syn)

ー「SONIC WAVE」のMVは中毒性のある90年代デジタルな世界観が印象的ですが、8月末には、このMVのディレクションを手掛けたPERIMETRONとコラボしたポップアップストアを新代田YACHTで開催されていましたよね。

綾斗「そうですね。「SONIC WAVE」のMVに登場するキャラクターをグッズにして販売するという展開でした。というのも、最近は音楽が消化されていくスピードがすごく早いと感じていて、作品をドロップして終わりになってしまうのがすごくもったいないと思うんです。今作のアートワークはYOSHIROTTENさんが担当してくれているんですが、このジャケットにおけるアートワークや『なんて素晴らしき世界』の世界観を再現するような空間をライブで作り出せたらいいな、と考えています。何かしらのテーマ性を出した新しい見せ方を提示できたら、と」

なお、BEAMS × SPACE SHOWER TVの共同プログラム「PLAN B」がお届けする10月のピックアップアーティストは、AAAMYYY。多くのアーティストからオファーの絶えない彼女の飾らない人柄とマルチな才能が切り取られたコンテンツとなっているので、こちらもぜひチェックを。

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『なんて素晴らしき世界』

発売中
https://tempalay.jp/

この記事( FOCUS : Tempalay
ミニアルバム『なんて素晴らしき世界』リリースインタビュー
from EYESCREAM NO.168
)は、
EYESCREAM( EYESCREAM )で配信されています。

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