
1人目に登場して頂くフリークは、BEAMSでサーフ&スケートカテゴリーのバイヤーを務める加藤忠幸さん。[NIXON]が日本展開を始める頃からブランドを知り、長年バイイングもしてきたからこその視点から[NIXON]を語ってもらった。
---加藤さんが初めて[NIXON]の存在を知ったのはいつ頃でしょうか。
加藤さん:僕は今サーフ、スケートのバイヤーをやらせてもらっているんですが、僕の先任に久保というのがいて。久保がアメリカに出張に行った時に、カリフォルニアのラグーナビーチにあったサーフショップのレジの横に置いてあった[NIXON]を見つけたんです。出張から帰ってきて色々皆で調べていたら、ちょうど日本の代理店が決まるか決まらないかっていうタイミングだったんですよ。そこからBEAMSでは[NIXON]を扱って、力を入れて展開してきたんで、お付き合いは長いですね!
---その頃から既に加藤さんは[NIXON]ファンでしたか?
加藤さん:そうですね! 僕は自分でもサーフィンをするし、サーフ&スケートのカルチャーはもちろん大好きなんです。[NIXON]って基本がサーフ、スケート、スノー。そこにアートを足している感じなんですが、こういったカルチャーに密接に繋がっている時計のブランドってなかったんですよ。もちろん一部のライダーをサポートしていたりっていうのはありましたが、[NIXON]は完全にそっちに振り切ってましたから。これはカッコいいなって思いました。
---サーフ&スケート特有のオシャレさというか、街でも使えるデザインですよね!
加藤さん:アウトドアやスポーツに寄り過ぎると、ケースのデザインやバンドの部分がどうしても野暮ったいというか。山とか海で着けている分には良いけど、街に戻ってくると悪目立ちしちゃうものが多いんですけど、[NIXON]はアクティブなブランドなのにゴールドウォッチのコレクションがあったり、メタルバンドのモデルが多かったり、ファッションに対しても敏感なセンスがあるんですよね。
---サーファー目線で見ても[NIXON]はやっぱり魅力的なブランドですか?
加藤さん:凄く良いですよ! 今日着けてきたのは『SUPERTIDE』というモデルなんですが、視認性が高いし、ビーチタイドが付いているのも魅力的です。そういった基本性能の高さはもちろんなんですが、サポートしているライダーがまたカッコいいんですよ。スケートだったら、アンドリュー・レイノルズ、コリン・マッケイ、ダニー・ウェイ、それからポール・ロドリゲスに、ライアン・シェクラーとか。サーファーだと、ロブ・マチャド、ネーサン・フレッチャー。あとジョン・ジョン! ジョン・ジョンなんてもう考えられないスタイルの持ち主ですよ! 世界のトップ、皆が憧れるスタイルを持ったライダーたちがいるブランドなんです。スケーターやサーファーから見たら、凄く魅力的ですよ。
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---加藤さんにとっての思い出のモデルや、好きなモデルを教えて下さい。
加藤さん:今日持ってきた『DON』、『METRO』、それとBEAMS30周年の時に別注させてもらった『ROTOLOG』ですね。[NIXON]って定期的ヒットモデルが出るというか、その時期を代表するようなアイコン的なモデルが出てくるんです。少し前だと『TIME TELER』、『VEGA』、『PLAYER』あたりがそうですよね。BEMAS30周年の頃は、それが『ROTOLOG』で。凄く特別なものを作ってもらったんで、これは思い出ですね。『METRO』はもうデザインが最高です。[NIXON]の時計の中で好きなものを1つ復刻していいよって言われたら僕は絶対『METRO』をやりたい。それぐらい好きですね(笑)。
---最近人気が高まりつつあるバッグのコレクションの印象を教えて下さい。
加藤さん:時計のブランドっていうイメージが強いですけど、例えばヘッドホンとかモバイルスピーカーのクオリティも高いんです。『BLASTER』なんか、低音が割れないし、屋外でガンガン使えるし。時計以外のアイテムも存在感を示してきていますよね。バッグも、こういう機能や収納が付いているものがあったらいいなっていうところをしっかりと押さえてあって、リアルに使いやすいものだと思います。カモ柄の『SWAMIS』や、ボタニカル柄の『GRANDVIEW』あたりは、機能的だし、デザイン的にも時計と同様にアクティブなシーンにもタウンにも合いますよね。シーズンを重ねるごとに洗練されてきているし、今後の展開にも期待しています!



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